4日、5時6分の鳥屋野潟。
台風が接近している時の夜明けは、時としてこんな感じになる(実際はもう少し強烈でドス黒い赤が構図には入らない頭上に広がっていた)。
もっとも、この時点で台風21号は四国沖にあった。
いつもより焼ける夜明けに早めに家を出ながら、途中コンビニでカップコーヒーを買ってしまう(飲みたくて堪らない。アルコールでないだけいいか)。
その数分の間に遠く山の稜線が真っ赤な帯となって焼けたが、その撮影には間に合わなかった。
写真はその後、上空の空が燃えだした時の様子(赤が黄色に変わりかけた頃)。
見る間に、おどろおどろしい雲の姿に染まりだし、あっという間にそのピークを迎えると、次に黄金色に変化し、萎んでいく。
一連の様子を目の当たりにしていましたが、「綺麗」と感じるよりは「不穏な動き」を予感させるような雲の姿だった。
時折、体を押されるような風のせいもあったし。
フィルムカメラと併用の撮影
同時にリバーサルフィルムを詰めたNikonF3でも撮影していますが、時間が限られている中でのデジカメとの併用撮影は忙しなく、撮影に集中できなかった。
両方、三脚に固定し水平を確認し、露出値を計ってからシャッターを押していますが、NikonF3の方は肝心なミラーアップを忘れて撮影していた。
よほど段取りよく事を進めないといけない。
リコー・GRⅡ f5.6 1/60秒 ISO200 マニュアル撮影 鳥屋野潟
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