Nikkor Auto-H 50f2 と 海

Nikkor-H Auto50f2 Nikonf3 Adox CHS100Ⅱ(iso100)

出掛けた先は新潟市北部の南浜。釣り人多数、ウエットスーツ身に着け波間に浮かんでいる人ふたり。彼らの邪魔にならない範囲で撮影を楽しむことにした(9月下旬)。

1年半近くフィルムカメラから遠のいていた。

冷蔵庫の中にはフィルムのストックがたっぷりあるのに。眼病に加え新たに予想だにしなかった問題が降りかかり、手間のかかるフィルムカメラをいじります・・どころでなくなった。

休日せめて1時間程度、コンデジを振り回すのが唯一の息抜きタイムになった。

Nikkor-H Auto 50f2

フィルム丸々このレンズだけで撮影してみた。波、砂浜、空・・その都度プレビューボタンを押して、レンズの絞りを調整して露出値を決めるやり方はコンデジに慣れた俺には実に新鮮だった。

撮影に俺の頭も参加してるって感じがする。NikonF3の測光値に勘を働かせる作業は心地よい疲労感を生む。いっとき現実を忘れてしまうくらい撮影に没頭した。

22日未明に現像した。水道水の水温は24.6℃。Adox CHS100Ⅱを使用したのは、まだ水温が高いだろうと見越しての事だった(9月16日は26℃以上あった)。

比較的スムーズに現像終了。

ネガ自体は見た目、美しいグレー。うまく現像が出来た気がしてくる。

乾燥後にフィルムスキャナーに通してみた。

ネガをブロアーでシュッシュし埃を飛ばし、スキャナー硝子面や専用ホルダーも静電防止モップでサッサした。スキャナーはEPSON GT-X980。プロフェッショナルモード。粒子どうのこうのは「弱」。埃除去も「弱」それだけいじってあとは機械任せ。

埃除去機能はモノクロフィルムのスキャンには対象外では?と思いながらも、チェックを入れたら点灯したんで、どうなのか?知らんけど(使い方を熟知していない)。

そうやって出力されたのが御覧の写真。

逆光気味のせいかメリハリがないような。それとも露出値がオーバー目?

うぇ~!
すげぇ~!

なんてな称賛の声は出ず。それより「よく頑張ってる」と讃えたい。

現像データ:
Silversalt Dev.(1+30) 24℃ 14min(30/60/1) 定着①3min②3min
フィルム前浴2回

*Facebookの中である銀塩写真のクラブに入会してる。久しぶりに投稿したら「管理者の承認待ち」。俺は知らないうちに抹消登録されてしまったのか。

9月下旬撮影

ご近所ぶらぶら・蔦の絡まる校舎

Cosina Foigtlander Ultron40f2slⅡ & Rollei Retro80s

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