カツラの葉 同化し消滅する生命体へ

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紅葉し落葉直前になるとキャラメルのような甘い香りを放つと言われるカツラの葉。離れていてもカツラの存在を知らしめるほど芳醇な香りを漂わせていると聞いた。

カツラは湿地を好むととも。

池の周囲を取り囲むように植えられているのは計算してのことなのね。

夏が過ぎたばかりというのに池を取り巻く木道にはその葉が沢山落ちていた。

紅葉後に落葉したわけでもない。

異常な夏の暑さが樹木の勢力を削ぎ落したとしか思えない。

もちろん甘い匂いなんかしない。

最後の役目を果たすことなく散ったカツラの葉になんとなく同類みたいな親近感を覚えたんだよね。「あぁ・・・俺と一緒ね 」終いには生きた存在すら靴底で剝ぎ取られてしまうんだ。

1日撮影

三脚なしで接写撮影してみた・Ricoh gr3x

暑かった夏の面影を微塵も感じない新潟浜

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