Rollei RETRO400S Ai-Nikkor 35f/2s NikonF3
道端の片隅や民家の庭先でツワブキの黄色い花を見かけるようになった。僕はこの花を好きでない。薄暗い片隅でひっそりと目立たぬように呼吸してる植物と思っているからだ。
花を付けてる場所がよろしくない。陰湿で暗い場所が多い。そんな所へは近づかない。目には付くが、しゃがんで、ましてや、手に取って愛でる対象でないのだ。
けれどもだ、俳句では、この花は冬を代表する季語である。
生活にそれだけ密着してる植物なのだろう。
この花を撮影する際に僕の偏見を感じた。ファインダーを通して覗いたこの花は健気で実に弱々しい。人知れず咲いてる植物はこういう植物のことを言うのだろう。
偏見を修正せねば。
Silversalt Dev.(1+20)20℃ 10分(30/60/2)ISO400
この記事へのコメントはありません。