追憶 ・ネガにフィルムクリップで挟む余白がないと致命的な件

t-max100 cosina voigtlander ultron 40f2 nikon f3

新潟東港での一コマ。フィルム最終、ラストショット。36枚目を撮り終え、37はまずないなと思いながらも、巻きあげるとやっぱり途中でレバーが止まった。

レバーが止まるまでフィルムの長さで言うと20㎜程か。

その長さが重要だ。現像後にフィルムを吊して乾かす際、その無駄な部分の長さが短いと、クリップの歯の部分がネガの乳剤面に当たってしまい、キズが付いてしまうためだ。

無駄な部分は重要なスペースでもあるのだ。

巻きあげたときの感触から36枚目は大丈夫だなと思った(もっともダークバック内でリールにフィルムを巻き付けた後のハサミでパトローネを切り落とす際にあまりにパトローネ本体から離れた部分にはさみを入れちゃうと36枚目はおシャカになるけどね)。

一発撮りである。

出目数値から1段半アンダーで。さぁ、どうでるかな。どんな露出になってるかな。フィルムカメラが持つある意味、撮影後の頭の体操時間がまた始まったのでした。

意図したとおりだった。

この時の感覚を記憶の海馬に刻み込もう。

Silversalt Dev.

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