意地悪なジャノメチョウ・炎天下の撮影で終いにはフラフラした

こんな意地悪な蝶は見たことない。みんな、根性がねじ曲がっている。

私が彼らの中心にいて彼らはかくれんぼを楽しむかのように周りでフラつく。忙しなく私に近づいて「アラヨッ!」と、股の間をすり抜けていくヤツもいる。

だから親近感が沸いてくるのだが、そこまでなんです。コイツ、性格悪すぎ。手を差し出せば触れそうなのに、何故か此方が近づくのは許してくれない。

大勢いるのだが2頭でじゃれ合っている姿を多く見かける。でも会話は長くは続かない。すぐに別れてはほかの相手のところへ地面スレスレの千鳥足で飛んでいく。

輪の中から外れて、「撮影出来る時があるんだろうか」と様子を見てみる。

なかなか着地しない。「よ~し、そこにとまってくれ~」・・間違いなく、とまらないのだ。とまりそうで、とまらない。

クロアゲハ、キアゲハ、そしてアオスジアゲハだって、着地しそうで、着地しない。動きも速い。アイツらは見た目でそんな感じがするから諦めがつくのだ。

観ていると二頭で会話を楽しむ時間はそろそろ終わりなようで、ツツジの灌木の下あたりで休むようになってきた。

そんな中で撮ったのが写真のジャノメチョウ。

コイツは薄焦げ茶で一回り大きいから♀だろう。ツツジの葉にとまったところをサッとピントを合わせて、ようやく撮ったもの。

近づくことが出来てもレンズのピントリングを回しているうちに「そんじゃ!」。なんどもやられて自暴自棄になりかけていた頃でしょうか。

RVP100 AI Micro-Nikkor105 f/4s NikonF5 三脚使用 新発田市

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ノコギリクワガタの品格・昆虫に「気品」らしさはあるのだろうか?

ジャノメチョウ♂・炎天下の撮影で熱中症一歩手前のフラフラ状態

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