染まる田んぼ

撮影の実際

3年前の5月上旬に撮影しています。福島潟“竜巻ハウス”駐車場脇の田んぼ。田んぼは水が入ると生き返りますが、早苗が加わってより一層輝きだしたように見えました。

畦道を行ったり来たりしてました。山の向こうが一番赤くなる部分を中心にして早苗が植わったラインが放射状に拡がって見える位置を探していたのです。

画面が左右対称で均一になり、安定感がでてくる・・そう思いました。

そう言えばこんなことがありました。

白んできた田んぼの向こうに人が立っていました。何をするふうでもなく、此方を見ています。「よそ者が何やってるんだ」風に思われるのも嫌なんで、三脚を高く上げ、写真を撮るポーズをしたら、手を挙げて遠くへ下がっていきました。

もっともこれはあとで知ったことですが、よそ者云々~というよりは早苗がしっかり根付いたかどうかを見回りに来ていただけだったみたい。考えてみれば気が気でないんだろうな。コメ作りの最初のスタートだし。

田んぼのある風景を見ると心がス~と鎮まります。それも子供の頃に遊び、親しんだ普通の田んぼなんですね。

そう思うにたぶん心の原風景に田んぼがあるんだろうな。平凡で見慣れた普通の田んぼ。それが脳みそのどこかに刻まれてるんだろうね。

ニコンな小話

AI-Nikkor 35 f/2sは秀逸。既に製造中止となり、現行のマニュアルレンズ35ミリ広角は AI-Nikkor 35 f/1.4s だけ。けれど今だ愛用者が多いと聞く。

コンパクトな体つきで、取り回しが大変いい。解放f値2で撮影しても 1.4s タイプほどハレーションがでない。きれいにボケる。

一方f値5.6まで絞ると画質が格段に締まってくる。ただし、これはせいぜいf値8までで、それ以上絞ると、何だかザラついた粒子が目立ってくるし、周辺部ではエッジが崩れるようにも思えるんだな(あくまで主観)。

レンズのクセを理解するのは面白い。欠点を知りながら愛着を持ち続ける。コレって、ある意味素晴らしい事でもあるような気がします。

今でも中古美品で2万円以上する。オイラの愛用レンズは中古美品レベルで手に入れたが、平均的な市場価格に比べ格段に安かった。15,000円 しないもんね。

使用していて違和感はないし、これといっておかしいところもない。「何故、こんな値段設定なんだろう」と思っていたら程なくして店じまい。もしかすると金策に苦しんでいたのかな。因みにシリアルナンバー31万台。
 RVP100 AI-Nikkor 35 f/2s NikonF5

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柔らかな光

イソギンチャクな岩鏡

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