冷え込んだ夜明け

 首にタオル巻いてマスクして「防寒対策ヨシ!」。
「来てちょーだい」。寒くてピョンピョン跳ねながら叫んでいる私。誰も寄りつかない。
「来てちょーだい」は「朝焼け来てちょーだい」の意味なのに。
周りはそんなの知る訳もなく、私一人が蚊帳の外。
福島潟正面の岸辺で待機。遠く葦原の向こうからガン、ヒシクイ、ハクチョウ達
のざわめきが聞こえだし、夜明けの訪れを知らしてくれた。
 それが、大きな音の壁となって一気に押し寄せてくる。
湖面では霧が立ち始め夜明けの一時、薬味を加えてくれた。
木霊するような水鳥たちの声する声に包まれながら
やがては自らも霧に覆われていく。

 ベルビア100 55ミリレンズ NikonF5

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

冬支度

藪の中 マユミの実

関連記事

  1. 腐敗

    炎天下の岸辺はムッとする。腐った泥水が生ぬるく、ふやけた臭気が辺りに充満…

  2. ヒシ 拡がり始めた福島潟

    3日、福島潟は遊潟広場側の土手から。この時期、福島潟で湖面と日の出を…

  3. キタテハ・秋型バージョン

    以前、“フィルム写真の落とし穴”について書いたことがある。デジタルカメラと違…

  4. 蜘蛛の水玉

     霧が晴れません。長い時間、湿った大気に包まれていたため、形あるものの表面は…

  5. あかね雲たなびく福島潟

    RVP100 Ai-Micro Nikkor 55f/2.8s NikonF…

  6. 染まれ~ もっと染まれ~!

    ふきのとうが顔を出し始める春先の夜明けは、山の端が茜色に染まります。…

  7. 金平糖

    “金平糖”をイメージしてみた。この花玉なんかいいんじゃないかな。背景も花の輪…

  8. 福島潟・夏の想い

    新潟市・福島潟 夏の福島潟はコウホネ、ヒシなど水草が湖面を覆い尽くす勢いがあ…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

PAGE TOP
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。