姫が踊る・しゃがめば太もも痛いし、立ち上げれば腰が痛い

小さな女の子が服を重ね着し、着飾った姿で踊っている・・・そんな風に見えたので『ヒメオドリコソウ』と、名付けたのだろう。

辞書等を使って調べたわけでもなく、感覚的にそう思ってきたが、この花を目にした方は誰でも、的を射た名前であると感じるはず。

「ひめ・・」なんていう可愛らしい言葉にはいにしえ人の自然を愛でる豊かな感性や慈しむ心が、宿っているのだろうと考えてしまいます。『稚児(チゴ)・・』なんかもそうだし。

小さな草花や野の花は心和む存在なんだなと、改めて思います。

春は一気に弾けて、気づかないうちに駆け抜けていくようです。まごまごしていたら、春が来ていたことさえ忘れてしまうし。

撮影場所は鳥屋野潟公園と隣接するスポーツ公園ながたの森。

堆肥が埋まっているのか、腐ったようなにおいが漂っている中で、地面に伏せるような形で、太陽を向こうに回して撮っています。

背景がスッキリと抜けるように、盛り上がった花園を選んでいますが、そのまま撮ると被写体が黒くつぶれてしまうので、レフで少しだけ光を当て、違和感ないような感じでパシャリ、パシャリしています。

RVP100 AI Micro-Nikkor 105 f/4s NikonF5  4月2日撮影

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すぐそこにある春・溶けては新雪・確実に春の足音が聞こえる頃

夜明けの霧潟・2017年4月5日の福島潟は幻想的な朝霧の中にあった

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