朝靄の中・着ているコートをバサッと脱いでナニを見せてるような鵜


「気持ちいいぞ、ホレ・・こうやるんだ・・オープン!」・・左のドン
「・・勘弁してくださいよ~ 俺、無理っす!」・・右のポン
「なんで、出来ないんだよッ! 霧でみんな隠れるのに、ハハハ」・・ドン

かねてから、物語が生まれてくるような写真が撮りたい・・

そう切に願っているのだが、最近はどうも、勝手に物語を作ってしまう。

歳とってしまったのか、一度頭の中に浮かんでしまうと止められない。

「これではいかん!」と、なんどもかき消そうとするが難しい。

ファインダーから目を離し、全く違った被写体に心を向けてみる・・間を置いて、頭の中で別のことを想像してみる・・そうして再度ファインダーを覗いてみる・・やっぱりダメなんだな。

メラメラと最初にイメージした物語が浮かんでは動き出してきて、その断片と被写体の動きがシンクロしちゃうと、パシャと指が動いてしまう。

だからなんだな。

左のドン(神のお告げの名)を主役に持ってきたら「神々しいほど奉ってやれ」という意識が働いて、光のセンターへ。

下部のポン(これも)はそうすると、「なんでも仰せの通りに致します」風のイエスマン的役割・・・・ああ・・だめだ~ どんどん膨らんでいく。

題名だけでも、ちゃんとしないと。

RVP100 AI- Nikkor 180 f/2.8s ED NikonF5  11月18日撮影

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霧の船着き場・霜まで降りて寒さが一層身に染みる福島潟の夜明け

紅一葉・「べに ひとは」と呼んでくれっちゃ、わがらねども

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