久しぶりの2連休で、撮影のことだけしか頭になかったが、秋の地雨でしょうか、梅雨の頃を思わせる本降りが続いたものだから家の中で、昨年撮影したフィルムの整理をして一日過ごした。
フィルムは全部で75本あった。週に1本強、使用したことになる。
野鳥写真に熱中していた30代の頃は一度に10本ほど使用した日もあったから、それに比べれば、かなり少ない消費だが、フィルム体、現像代、ともに倍近く値上がりしている。かかった金額は約18万。
コレにカメラのオーバーホール、レンズの修理、ビューアー入れ替えなど諸々入れると年間総額で25万ほどになった・・・・ウソだろ?・・
月別に並べたスリーブを一点ずつビューアーに拡げ、ルーペで全てのコマをチェックして、ピントが合って、気に入ったものだけ慎重にハサミで切り取り、マウントし、スライドホルダーに撮影日順に並べ終えたら夕飯時になっていた。
午前5時頃からやり出して、めし、トイレ以外、・・あっ、ビール飲み休憩を除き約10時間かかってようやく昨年1年分が綺麗に終了した。
因みにマウントした枚数は150。
36枚撮りフィルムで75本ということは2,700カット撮っていて、この数字はどんなもんなんだろうな?
1本36枚撮りのうち、私の価値観で2枚しか生き残れなかった。
もっとも重複カットも含まれているから、厳密には1枚強となるのだが。
写真は忘れかけていたカット。整理している途中で目にとまった。
昨年五月上旬、福島潟で目撃した赤い夜明け。
染まる訳は太陽光が大気中を斜め角度から進むうち、波長の長い赤色だけが分散されずに、目に届くからと判っているが、この日は他と比べても、ことのほか激しかったのを思い出した。
RVP100 AI Micro-Nikkor105 f/4s NikonF5
*念のためだが、スキャン時に色調整は加えていない。
こんばんは。最近見ることのできない真っ赤な夜明けですね。
この連休は天気が今一つで、なんとなく消化不良で終わった感じです。
フィルム代に25万ですか、結構な出費ですが、デジタルも次々と出る新型に
買い替えたり、買い増したりしていると出費が嵩みます。買い時も難しいです。
話は変わりますが、今日、福島潟の帰りに寄った濁川公園でウラナミシジミを見つけました。
だいぶ擦れて傷んでいましたが、元気に飛び回って、なかなか撮らせてくれませんでした。
毎年今頃になると、分布を広げてくるのか、それとも先日の台風に乗ってやってきたのか
気になります。
おはようございます
ウラナミシジミですか。察しの通り台風の影響ですかね。
私の見た固体は図鑑で見る写真のように綺麗でした。
葉っぱに止まったところを近づいて覗き込む事が出来たのは
身軽だったせいかもしれません。翅裏の模様や尾っぽ・・目に焼き付いた。
昨日その後、北側へ移動しました。冬鳥狙いのカメラマンが多くいました。
陽が差して、暖かくなったら、キチョウ、紋白蝶、タテハの仲間、トンボが
やたら飛び回り、その中に翅の痛んだミドリヒョウモンがいました。
寄れるのですが、レンズを向けると逃げられる・・その繰り返しでした。