秋雨と紋白蝶・撮った瞬間から記憶に残るカットになる

知らぬ間に夜が明けて、気づけば目にするあらゆるものに色が乗っている。

足元の気配も分からぬまま、そぞろ歩いてはカモの眠りを邪魔したり、ふと立ち止まっては秋虫たちの単調で眠くなるような音色に耳を澄ましているうちに白んでいた。

写欲が全く沸いてこない。

暗く、どんよりした雲のせいかもしれないが、虫の音も止んだ。

辺りは静まりかえり、どことなく陰鬱な空気も漂ってきた。

雨だ。

雨がポツリ、ポツリ、暗い雨空から落ちてきた。

目にする湖面に波紋が所々で花開き、その間隔が狭まって、慌てて走り出す。

その途中で出会ったのがこの写真。雨に濡れたエノコログサにモンシロチョウがしがみついていた。気温が低いせいか、近づいても、そのまんまの姿勢でいる。

三脚をほぼ同じ高さ(60センチほど)に設定し、そ~と、パシャリ。背景がスッキリ抜ける部分をじっくり探しては、ゆっくりと、パシャ~。

RVP100 AI Micro-Nikkor105 f/4s NikonF5  9月19日撮影

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

山影蒼く・ノビタキ

秋雨と蟷螂

関連記事

  1. またも、土手下のエノコログサ

    2015年10月12日(祝)早朝 撮影またも、土手下のエノコログサ。…

  2. 枯れ葉?

    『オーレリアンの庭 今森光彦 四季を楽しむ里山の暮らし』というNHKのド…

  3. 春霞

    病み上がりで、あんまり動けず、家の中で読書してました。「退院したら読…

  4. これもカマキリの卵なの?

    樹液がドロドロと流れ出て、寒風に晒され固まった?福島潟周辺のハンノキ…

  5. ウリャ~

    必死の形相で立ち向かってきたザリ君。地面に突っ伏してカメラを構えたら…

  6. 河氷に舟浮いて

    “沼氷(ぬまごおり)”や“潟氷”(かたごおり)という呼び名でもあるのかな…

  7. 凍光

    “凍光”には違わないが、一寸は温かさを感じたかな。でも湖面はキレキレにギ…

  8. 福島潟 いつもの木・富士がB/Wフィルムの製造販…

    富士フィルムがモノクロフィルムの製造中止を発表した。『NEOPAN1…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。

最近の記事

PAGE TOP
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。