新潟古町散歩 隠家はビルの隙間奥にあった・Ricoh gr3x

RICOH・GRⅢx

古町を独りで歩けたよ。コロナの影響か、廃れてしまって人が寄りつかなくなったかは解りませんけど、休日の日中にしてはすれ違う人は疎らである。約20メートル先を歩く夫婦の会話が聞こえてくるんだ。駐車場のことでババアが旦那にプチ切れていたな。

「ホッラァ~・・コッチが近いでしょ!料金も一緒だし!」と目の前の駐車場を指さす。

ソレを知らず聞いてて思わずニンマリしたよ。

あの旦那は俺と一緒の類いだなって。奥様に頭が上がらないんだ。ひたすら(実は経験則を心得ている)嵐が過ぎ去るのを沈黙という砦でやり過ごすのだ。

アーケードの中を歩いてたらビルとビルの細い路地で造花?がライトに浮かび上がっていた。その先を追うと玄関がある。「オォ~これこれ、隠れ家みたいな雰囲気だ」とポチったのでした。

ガミガミに沈黙で耐えていた旦那さんを想ったよ。

あの方は独りで息を抜く居場所が必要なんじゃないかって。

(たぶんあると思うよ、あの感じは 😀 )

『谷閒の百合』は文豪・バルザックだよね。此方はビルとビルの間の椿かな。

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潮風の松林を抜けタイムスリップ・Ricoh gr3 gr3x

新潟市古町散歩 陽の当たらない冬路地・Ricoh gr3

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