「駐輪禁止」だったのね・ネガを干す風呂場を徹底チェック

100TMX Ai-Nikkor 35f/2s NikonF3

撮影するまで「駐車禁止」と思ってました。大通りから奥まった狭い小路、軽自動車なら出入りは可能だろうが、このスペースにどうやって車を止めるんだろうか。それにステッカーみたいなのが3枚「コレデモかぁ~」と貼られているから、管理者は頻繁に繰り返される違反行為に辟易してるに違いない。

いつかここに止まってる車をステッカー絡めて撮影してみたい・・などと独り考えておりました。でなければ窓枠に貼られたステッカーだけでもいいやと。

14日早朝にやって来た。近くの駐車場に車を止めて三脚持ってテクテク歩いて。

今にも降りだしそうな雲行き。更に両脇のビルのせいで足元は暗く感じる。カメラの中にはISO感度100のモノクロフィルム。手持ちは無理だろうな・・だから三脚が必要だった。

猫の額ほどのスペースを覗いて見た。

自転車が止まってる。駐車禁止、自転車ならOKよ・・とでも考えてたんだろうか。それとも関係者だからOKよ・・なのだろうか。まぁ、どうでもいいや、三脚セットしてパシャリしよう。監視カメラもある、彷徨いていると、どこからともなくガードマンがやって「なにやってるんだっ!」と一喝されるかも。

三脚立ててカメラ載っけて露出値を計った。f4、1/15秒。なんじゃ~?この暗さは!被写体までの距離がわりと近いんで、せめてf4まで絞ってピント範囲を広げたい。そんでもって画面を決めてて・・アラッ?。ステッカーの中の文字、「車」じゃなく「輪」になってる。ちょっと間を置いてアハハはぁ~・・と笑ったのでした。と同時に「駐輪禁止」に自転車とは激しくマッチであるなぁ~とも。

あぁ、それだけのこと。

現像見直し

前回と前々回の現像がヘンテコになった。

とくに前回のそれはスキャン後のネガを拡大するとイトミミズみたいなのが画面に均一にあった。そのコマだけじゃなくて別のコマも似たような感じ。

一体何があった?

現像最終の水洗い時の高温が悪さしたんだろうと仮説を立て、写真同好会のSNSで質問したら、それは違うとのコメントが何人かから寄せられた。

ではなんだろう?

女房はネガを干す風呂場のカビじゃねえかと。換気扇を回したことで風呂場内の空気が攪拌されてカビの胞子が浮遊し、ネガに付着したと言う。これには驚いた。あんまり気にしてなかったからな。綺麗に拭き取った壁を手でなぞりながら「女は観察眼が鋭いな、女じゃないけど」と半分感心した。

他の仮説、①最終、ドライウエル作業液にホコリが混入した。②現像液作成時、短時間内で温度の急な上下があった。そのせいで溶液内でヘンテコな化学変化が起きていた。③そもそも水道水に原因がある。

そんなことで、次なる事を実行して現像に臨んだ。

女房が綺麗にした風呂場内部を更にピカピカにした。最初の現像液、定着液、ドライウエルの希釈液に精製水を使用した。現像液を作成してから推奨温度20℃へゆっくり近づけた。髪のフケが飛び散らないよう頭に手拭い巻いた。上半身裸になった。「うまくいく」と呪文を唱えた。

結果

うまくいった! スキャン後のネガを拡大してもイトミミズは現れなかった。でも・・どれが原因だったのだろうか。考えられることを全て実行したがために根本原因の究明には至らなかった。

皮肉なことである。

新潟市古町にて

*アフガニスタンの政権が崩壊した。タリバン政権樹立か!

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GREEN GREEN・白黒フィルムと併用して撮影

ポワッとな灯を観てると雨がポツポツきたよ・Ricoh gr3

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