砂に食われる・ISO400フィルムの有り難味を実感した

Kodak T-MAX400 Ai-Nikkor 35f/2s NikonF3

 曇り空。こんな時はISO感度400のフィルムはいい。高速シャッターが切れるんで、手ブレの心配が軽減されるし、レンズの絞り値を解放気味にして背景を暈かすことも出来る。

写真は自転車のハンドル辺りにピントを持って来てる。準広角レンズであるが、最短合点に近い位置から狙ってること、レンズをさほど絞り込んでいないこと等で左向こうは朧気になった。

この構図で6カット撮ってる。レンズを絞り込んで前面カリカリにピントがきてるのもあるが、現像仕上がりのネガをチェックしてて、このネガを選択した。

今回は可能な限り適正露出で撮影してる。
撮影時から敢えて露出値をアンダー気味にしてコントラストを上げるのは避けた。写真はスキャン後にWindows10に標準装備された画像編集ソフトでアンダーに振りかつゴミをスポット処理している。

ネガを干す

風呂場はネガを干すのに最適な場所だ。予めお湯のシャワーで天井以外の四隅を濡らし蒸気を発生させ、浮遊する塵を吸いとらせた状態でネガを吊して乾かすが、乾くのに時間掛かるね。

時期のせいもあるのかな。

ただしじっくりと乾かしたネガはスキャン時にも埃の付着は少なく感じます。ネガに埃が付着してもブロアーで一吹きすれば楽に取れる。だからこの写真のネガは12時間ほど吊していた。

それにしても時間掛かりすぎだなぁ。

撮影メモ:T-MAXデベロッパー1:4 21℃ 6分30秒

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