やさしく やわらかく・カタクリの楽園脇で人知れず命を紡ぐスミレかな

RVP100 Ai-Micro Nikkor 105f2.8s NikonF3

カタクリの老い花の向こうで小さなスミレを見つけた。杭際の落ち葉溜りから1本だけ。花茎をスクッと伸ばし花を付けた姿は春を迎え熟れた土の中から押し出されたように見えます。

なんか、やわらかそう。

試しに体を伏せて覗いてみました。枯れ葉や他の植物の葉の隙間からスミレを見ると淡くソフトな感じに。これだぁ~と思いましたわ。いいねぇ~と声が漏れました。

ただし暗かったので明るくなるまで待ってます。その間は辺りを散策したり、しゃがんでオニギリ食べたりコーヒー飲んだり(保温ボトルのコーヒーどうしてこんなにも不味いのか)。

幾分明るくなったところで、念のため辺りを見渡しました。地面に横たわってると、知らずに近づいてきた人にとっては「死人」に見えるみたいなんです。

数え切れないくらい相手を驚かせてしまってます。今年は既に2回あります。林道を塞ぐように横になってカンアオイの葉裏を調べてたとき、墓の脇でペタンと伏せてカタクリを狙ってたとき。

いずれも「ビックリしたぁ~」、「死んでると思いましたよぉ~」、「いやぁ~心臓止まりそうになりましたぁ~」、「なにぃ~!」ってな張り裂ける声が降ってきました。

ボクは横になったまま顔を持ち上げて「スンマセン」と。地面に顔を浸けてるから、近づく足音とか気配には敏感になってるから判るんですが。

人様だと判ると可能な限り撮影に集中しちゃう。人が来る前に、今のうちに・・っとなっちゃうのですね。結果、立ち上がるのが間に合わなく、相手を怖がらせてしまう。

獣だと鳥肌立ちますわ。熊じゃないという確証ありませんから、コワくて体中の皮膚がアンテナになります。そんな時は撮影する余裕なんてありませんで、ちょっとでもウン?となったら即撤収ですけど。

・・かなり話が逸れてしまいました・・

なんでしたっけ?

あれ?ホントに何を話してたのかな?

4月上旬撮影 関川村

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