光のカタチ・モデル配して撮りたいと常に考えてる場所

ACROS 100Ⅱ Ai-Nikkor 24f/2.8s+Y2 NikonF3

トントン

家族の寝静まった未明、台所を占領して現像作業に取りかかる。

大きな物音をたてないように、出来るだけ静かに効率よく動き回っているつもりだが、使用液を満たしたタンク内の“気泡”を取り除くための“トントン”は気が気でない。

タンク内のリールに巻いたフィルムに気泡が付着したままだと、そこだけ現像ムラが出来てしまうから、時々トントンとタンクの底を叩いて気泡を浮かすようにしないといけない。

タンクを片手に持って、もう一方の手でタンクの底をトントンやるのはあまり効果がなさそうで、より衝撃のあるテーブルの角でタンクを叩くとかタンクを置く間際に手を離すとか、そんなことをしているが、それをヤル度にコチラは耳を澄ます。

誰か物音に反応してるんじゃないかって。

音の発生源に一番近いせいもあるが、僕には深夜に金槌で釘を打ってる・・そんな風に聞こえるんだ。

チャージ忘れは再考の時

シャッターを切ってフィルムを巻きあげる・・その行為を忘れちゃう。

ピントを追い込んで、シャッターボタンにかけた人差し指にそっと力を加えていく。ある程度の力になってシャッターが切れるのだが、フィルムを巻きあげていないと当然シャッターは切れない。

最近、コレ多い。

シャッターが切れないと、持続していた緊張がプツッと途切れてしまう。

仕切り直しだ。

そして再度ファインダーを覗き、構えるのだが、今度は別の意味で「ん?」となる。

・・なんでこんなの撮ろうとすんのかな?・・と。

撮りたいと思っていたはずなのに、Why?・・と。

写真

山の下みなとタワーの大階段。昼前の光。外壁に空の雲が映り込んでる。手前外壁の右上部に現像ムラ!とドキッとしましたが、これも雲と空が反射したものでした。

Y2フィルターを使用してコントラストを高めています。

11月3日撮影

ミクロファイン(原液 2回目)22℃ 8分30秒  二浴定着

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冬陽・川岸のマンション・光がよさげで思わずシャッターを押しただけ

新潟東港 八本の煙突・ミクロファイン 原液 22℃ 8分30秒

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