萬代橋 夜明け前・街路灯が消灯する寸前まで粘らないと橋の模様が現れない

acros 100Ⅱ cosina voigtlander ultron40f2sl nikonf3 2月撮影

2月の末、雪もなく風もなく寒くもなく(いや・・寒かったかな、手がかじかんだし)、およそ「コレが冬の新潟か?」と首を90度近くも傾げるようななかで撮影した。

信濃川左岸の遊歩道エリア・やすらぎ堤、萬代橋にぶつかるその場所はホテルオークラの袴部分に近く、駐車場の特定も容易で、その気になれば誰でも簡単に撮影に赴ける。

けれども、撮影している人なんかまず見たことない。

ありふれた光景で見飽きたのだろうか。

僕は見飽きてはいない。

食指が動いた・・そう表現するのが妥当だろう。

数日前に真昼の万代橋を撮影した。

その際に思い出しましたね。

向こう側での写真だったか。萬代橋の親柱にNikonF5が鎮座している写真を。

某カメラ雑誌の表紙絵を飾った写真は僕の記憶のなかで色褪せることがない。

記憶の扉をノックしないと「アッ、あれね!」となりつつあるけど、一度開いた扉のなかはまだまだ鮮明であるのだ。

写真

モノクロフィルムを使用して間もない時期でしたが、撮影しているその間は「撮ってるぞ~」という高揚感を味わっておりました(操作のひとつひとつがマニュアルだからか)。

長秒撮影です。

露出値はあえてプラス側を選んでます。

カメラは当然ミラーアップ。

三脚はこれまた頑丈なタイプを使用してます。

三脚を立てた場所は遊歩道ですが、足元脇堤下の道路を走る車は超高速なんで。

時間的に交通量はゼロに等しいせいか、通る車の速度が半端でない。

車が近づいてくると、立っている地面(床)から微かな振動を感じるときがあった。

ですから撮影は車の流れが途切れたその時がかなり大事。

構図はその人なりに考えれば良いだろう。

カメラ雑誌等で「こうしたら、ああしたら」なんて解説されてるけど、そもそも解説者は撮影時にその場所にいない訳で、撮る側でしかわからないものが沢山ある。

そこんとこを斟酌しながら撮影しないと人様追い写真の連発を生み出すんだよ。

トリミングしたら・・くそ食らえ・・です。

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信濃川船だまり・なにかで見たんだこんな撮り方・真似もヨシ!

すべて黒尽くめの男・下着まで黒なら完璧でやんすよ・Nikonでドン!

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