謎の”X”

2015年6月21日(日)撮影
 午前6時、鳥屋野潟公園かめ吉田んぼ脇観察池の畔です。
蜘蛛の巣に何やら白いギザギザ模様を見つけました。
”家主“を中心に二本の白い帯がジグザクになっている。
「何だぁ~これ?」。
たぶん意識してじっくり観察したのはこの歳になって初めてかも。
あたりをもう一度見渡すと、こんどは四本の形の良い“X文字”を発見。
見れば見るほど均一に形作られていて、芸術的でさえある。
さらに中心に陣取っている主は頭が下。逆さまだ。
「わざわざ重力に逆らわなくてもいいのに」とも思う。
いや、待てよ。「逆さま」とは人間の勝手な解釈で、
彼らにとっては「逆さま」が実は正常な状態かもしれない。
 さて謎のギザギザだが、調べたら“隠れ帯”(かくれおび)と判った。
それが“X文字”のように見えるのが“コガネグモ”の特徴らしい。
“隠れ帯”の働きは謎。紫外線を反射し、花と勘違いして近づいた
昆虫や蝶をおびき寄せる役目があるらしいが何とも言えない。
だったら網全体を紫外線反射にすればいいんだし、4本だけ反射
させるのは理不尽だよな。
また隠れ帯という名が付くくらいだから、その陰に隠れるのかな
とも思うが、どう考えても目立つ帯だ。これも説得力がない。
 「目立つ?」・・鳥に「ここには蜘蛛の巣があるから破るなよ」と
”警告説”を唱えた学者もいたらしい。今もって謎の”X”(エックス)だ。
 RVP100 105㍉ NikonF5兄

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