まなざし・デブでチビ、ありがとうな、あの世で会ったらヨロシクね!

掃き出し窓の向こう側で、我が家の夕食時の様子をいつも見ていた野良猫。

カーテンを閉めれば良いのだが「もうじきやって来る」と思うとカーテンを完全に閉ざしてしまうのも気が引けて、ちょこっとだけ開けておくと、いつの間にかそこにいて、つい目と目が合ってしまう。

それでいて触らせてくれないんだな。

窓辺に近づいただけで後退りする。

よほど辛い経験をしていたのだろう。

家にやって来るのはほぼ毎日で吹雪いた夜もそこにいた。

あまりに可哀想なので、近くのスーパーから発泡スチロールの入れ物を貰ってきて“簡易宿泊箱”を作って軒先に置いたら、冬場はそこが定宿になっちまった。

それから数年経てもずっとやって来た。

思ったんだな、温もりが欲しいんだって。

食べ物なんてほとんどあげたことが無かったのに。

休日の午後、洗濯物を干していたら、オイラの横に座り込んだ。

遠くを見つめる目・・彼は何を想っていたのだろう。

写真は唯一無二の一発撮り(猫はシャッター音に瞬時に反応する 2回目以降はどうしても“自然体”でなくなるんだ)。

RVP100 NikonF3  家の軒先にて 昔写真だよ

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ナガハシスミレ・別名:天狗スミレ・剃刀レンズAi-Micro Nikkor55f2.8s

綿毛・背景の黄色がリズミカルに見える位置から狙うべきだった

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