霜の華・三寒四温・静かな季節の鬩ぎあい・RVP100

25日、早朝の福島潟。春間近なのか、雪面が所々で裂けている。

『雪割れ』と呼ぶそうだ。

雪に閉ざされていた土の精の目覚めの欠伸とでも言うのでしょうか。前日まで天候が比較的穏やかで雪解けが一気に進んだのだろう。

それでいてこの日の朝は『凍み渡り』が出来るぐらいに冷え込んだ。

念のため鼻っ面を裂け目に近づけて中の匂いを嗅いでみた。

残念ながら全くしない。泥臭い土の臭いでも漂っているのであれば、さぞや春の足音を肌でも感じたであろうに。

それどころか両脇の雪片に霜が付着して、それが隙間を修復するかのように伸び広がっている様を見て、一方では春の訪れを嫌い、尚も居座りたいと駄々をこねている冬の本念が見え隠れしているようにも思えてきたのでした。

春の嵐?

3月1日、午後から吹き荒れ出した風、なんだぁ~これ! 上越新幹線もストップ・・聞いたことないなぁ。

RVP100 AI Micro-Nikkor105 f/2.8s Nikonf5   福島潟

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